どーも、むっくん(@mukkun_life)です。
はじめに
今日はTwitterのタイムラインで出会ったとても気になっていた1冊をご紹介します。
その本とは、青谷真未著読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)という作品です。
ひとこと感想
中高生の頃に読みたかった!!本好きも読書嫌いも楽しめそうな1冊
評価
☆☆☆☆
内容
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
本を読むことは現実に立ち向かう術のひとつだよ。読書が嫌いな高校生の浩二は、ひょんなことから本好き女子の蛍と一緒に、廃刊久しい図書新聞の再刊を任されて…。
著者について
2012年、「花の魔女」で第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞を受賞し、同作を改題した『鹿乃江さんの左手』でデビュー。著作に『君の嘘と、やさしい死神』『ショパンの心臓』『アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?』『もうヒグラシの声は聞こえない』ほか多数。引用元: Amazon内容紹介
感想
いやぁ〜中学生の頃にこの本を読んでいたら僕ももっと本を好きになっていたかもしれないなぁ〜と感じました。
なぜなら、
関連記事:(準備中)活字嫌いのむっくんが国語の教員免許を取得するまで(仮題)
という経過があったんですよね〜
端的にいうと高校時代まで、ほとんど本を読まなかったんですが、大学時代に読み始めたんですよね。
だから、
この本を中高生の頃に知ってたらもっと早くから本を読めたのに(T . T)
と感じました。
ちなみに、読書にハマるきっかけになったのは辻村深月さんの冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)でした。
このお話はまた書かせていただくとして、今回の読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)のお話に戻したいと思います。
なぜ、中高生の頃に読みたかったのか・・・それは、主人公の口を通じて物語の魅力が描かれているんです。
チラッと、国語の教員免許を持っている話は書きましたが、
小説って好きに読んだらいいんじゃないですか〜
って答えに自分なりの答えが見つけられなかったのも教員にならなかった理由の1つなんですよね。
(教員にならなかった別の理由が大きかったのですがその話はまたいずれ)
閑話休題、
読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)の話に戻ります。
主人公が読書嫌いと活字中毒の2人という異色の組み合わせな話で、高校生が主人公の話でよくある展開かと思いきやそうでないかもしれないんです。
しかも、ミステリー小説としても中途半端な印象を受ける本作
でも、不思議とページをめくる手が止まらなかったんですよね。
それはなぜか、多くの人が知っている作品が、学校内で起きた様々な謎に関わってくるんですよね。
ミステリーとしては中途半端やったって書いてるやん。
って声も聞こえてきそうなんですが、
この、読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)の中で取り上げられるのは、教科書にも載っているような有名な作品。
(本書に登場する作品の中で読んだことがあるのは1つだけでしたが、著者名は聞いたことあるはず!)
それらの作品について様々な角度から、感想が述べられるので、
なるほど、そんな見方があるんか〜
という視点も読めて勉強になりました。
ハヤカワ文庫ということで硬い文章だと思っていたのですが、文体も軽くて2時間掛からずで読めるとても読みやすい1冊だと感じました。
ただ、
過激ではないものの、イジメの描写があるので、過去にイジメのトラウマがある人は少し辛い思いをするかもしれないので気をつけてください
おわりに
今日はかなり脱線してしまいましたが、本が好きな人にも本を好きになりたいあなたにもおすすめできる読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)という作品、是非とも一緒に読んでみませんか??
関連記事:書評ブロガー必見、本の感想で交流する「本が好き」というサイトを知っていますか?
最後までお読みくださりありがとうございます。むっくん@mukkun_lifeでした。