どーも、むっくん@mukkun_life)です。

はじめに

今日紹介させていただく本はこちらっ高校生が主人公の作品が好きなあなたには特に読んでほしい1冊です。

今回は久しぶりにネタバレを含む感想も更新予定です(準備中)

白河三兎さんの『他に好きな人がいるから (祥伝社文庫)

という作品です。

先生先生

2020年5月に文庫版が発売されましたが、単行本版を読んだのでそちらを紹介します。文庫版は近日中に届く予定なので、違いがありましたら追記します。

白河三兎さん・・・といえばこちらのブログで紹介するのは【書評・感想】無事に返してほしければ 白河三兎著 小学館以来2作目です。前回ご紹介したのが、誘拐事件をテーマにした作品だったのですが、今回は、高校生の日常が舞台になった作品です。

ひとこと感想

あなたは、タイトルに何回翻弄される?極上の青春ミステリーをあなたと共有したい!!

評価

☆☆☆☆☆

内容

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
彼女は重力を無視するかのように、ふわりと僕の前に降り立った―「屋上へ何をしに来たの?」それが白兎のマスクを被った君との、初めての出逢いだった…。ひりつく痛みと愛おしさが沁み渡る青春恋愛ミステリー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白河/三兎
2009年『プールの底に眠る』で第42回メフィスト賞を受賞しデビュー。2012年『私を知らないで』が『おすすめ文庫王国2013』のオリジナル文庫大賞BEST1に選出されベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想

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普段、ネタバレをなるべくしないように感想を書いているのですが、今回はどうしてもネタバレありでも書きたくなったのでこれから読む人と既に読まれた方向けと分けて書きたいと思います。それほど素晴らしい作品でした。

ネタバレなし

いや、凄かった。近日中に紹介予定の本に続いて読んだのもあるからかもしれませんが、イッキ読みで、見事に著者のミスリードに騙されました。この本のタイトルは「他に好きな人がいるから」皆さんはこのセリフを何回ぐらいあるでしょうか・・・?

このセリフ、詳しく書くとネタバレになるので避けますが、

むっくん(驚)むっくん(驚)

こんなにタイトルに振り回された作品初めてだ!!

と感じた作品でした。謎や伏線が100%解決しないと満足できない方には少し物足りないかもしれませんが、様々な伏線とミスリード、それをあなたは見破れるだろうか・・・?

・・・と同時にエピローグは、結末だけ言うとアッサリしているのですが、そこの著者の描き方が見事で、読み終えた時は涙腺が緩んでしまいました。

また、本書の鍵を握るのは兎人間。著者の名前は白河三兎。そう、著者の名前の一部が入っているんです。

これは、辻村深月さんの『冷たい校舎の時は止まる』を思い出しました。

ブロガーむっくんブロガーむっくん

ちなみにこの本がむっくんを読書沼に引きずり込むキッカケになりました。また、感想も更新予定です。


この作品で鍵を握る登場人物の名前が、そう、辻村深月という人物。これは
むっくんむっくん

名前の一部をいれるということは著者の自信作じゃないかな?


と感じました。

個人的には、映画化してほしい作品だと感じました。

‪【ネタバレ注意】(準備中)‬

※ここからは一部ネタバレを含むので未読の方はお気をつけください。

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それでは‪【ネタバレ注意】‬の感想いきますね。(準備中)

おわりに

今回は久しぶりにネタバレを含む感想を書きたくなった(2020/08/23現在準備中ですが)作品でした。裏を返せばそれほど、むっくんの心に響いた作品でした。
いつか言ってみたいような、言いたくないようなそんなセリフ「他に好きな人がいるから」という言葉がタイトルになった本作、是非ともあなたと感想を共有したいです。

単行本はこちらから。

そして、2020年5月に文庫化された作品は

こちらからお読みいただけます。話の内容を考えると個人的には

ブロガーむっくんブロガーむっくん

文庫版のデザインの方が好き!!


と感じました。
読まれた方はむっくんのTwitterに感想を教えていただけると嬉しいです。

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最後までお読みくださりありがとうございます。むっくん@mukkun_lifeでした。