どーも、むっくん@mukkun_life)です。

はじめに

今回すごい小説に出逢っちゃいました。

生徒1生徒1

何がすごいんですかー?


って声も聞こえてきそうですが、
警察小説でありながら、現代社会の闇に焦点を当てつつ、謎解きも楽しめる1粒で3倍の美味しさを楽しめるような小説です。

その本とはこちらっ!!

古野まほろさんの書いた『老警』という作品です。

ひとこと感想

社会の闇に斬り込みつつ、警察という組織も楽しみながら学べる1冊。

評価

☆☆☆☆

内容

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内容紹介
私は、愛する我が子と、警察組織を壊した……。

日本全国を震撼させた〈五日市小学校通り魔事件〉。33歳の男が運動会中の児童の列を襲い、教師・保護者を含む19人を殺傷したのだ。男は犯行後に自殺。被疑者死亡のために事件の全容解明が困難を極める中、犯人がいわゆる引きこもりであったこと、父親がA県警察本部の管理職警察官であることなどが次第に明らかになる。男の父である管理職警察官もまた、事件直後に遺書を残して自死。部下の自決を防げなかった警務部長の由香里は、責任感から独自捜査を始め、やがてこの無差別通り魔事件に些細ながらも数々の矛盾があることに気づく。果たして男の動機とは? そして、数多の矛盾の裏に隠された驚くべき陰謀とは? すべてを知る最大の手掛かりは、現場近くに残された一冊の文庫本にあった――。

感想

むっくんはミステリーが大好物ながら警察小説を読むのは久しぶりでした。
そして、古野まほろさんの名前は存じ上げていましたが、初の読書。
沢山の作品を出版されているだけあって、読ませる文章を書くのが巧いと感じました。
また、著者の古野まほろ氏は警察官としての勤務経験が豊富にあり、警察大学校主任教授まで登り詰めるなど、いわゆる、警察官のエリートに違いないと思います。
そんな「警察のエリート」が描く警察官たちの奮闘にはとてもリアリティがありました。

また、どこまでネタバレありで感想を書くかは悩んだんですが、とある社会問題(引きこもり)が事件の背景にあるというのもポイントですね。特に2019年に起きたあの2つの悲しい事件を彷彿とさせるような内容でした。

警察小説であり、社会派でもあり、そしてミステリーである本作めっちゃ面白かったです。
謎解きで少し冗長なところもあったのと、エピローグが不完全燃焼だったのは残念でしたが、多くの人が楽しめる1冊だと思います。おすすめです。

おわりに

警察小説、社会派小説、そしてミステリー小説、様々な要素が入り組んだこの老警という作品でしたが、要素が入り込みすぎて混乱するのかと思ったのですが、筆者の古野まほろさんの読ませる文章があってこそ、話にすんなり入れてとても読みやすかったです。

むしろ、【書評・感想】祝映画化決定、現代版密室ミステリー『屍人荘の殺人』今村 昌弘著 東京創元社で紹介した『屍人荘の殺人』の方が設定が複雑だと感じました。

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もちろんどちらも違った面白さがあるんですけどね!!

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最後までお読みくださりありがとうございます。むっくん@mukkun_lifeでした。