どーも、むっくん(@mukkun_life)です。
はじめに
先日、InstagramとFacebookの方に一足早く書いたのですが、石井麻木写真展【3.11からの手紙/音の声】に参加してきました。
神戸会場での写真展が終わるまでにブログを書きたかったのですが、遅筆ならびに体調を崩してしまい、今日の更新になってしまいました。
一部内容が重複するかもしれませんが、たくさんの方に見てほしい写真展だったなと思ったので改めて感想を書きたいと思います。
【3.11からの手紙/音の声】のコンセプト
東日本大震災から7年以上が経ちました。
地元のひとの 遺族のかたの そっとしておいてほしいという声と
地元のひとの 遺族のかたの 忘れられるのがなによりもこわいから とにかく写して伝えてほしい という声。この7年間、そのはざまでずっと悩んで悩んで揺れつづけていました。
どうしたらいいのか どちらを選んだらいいのか
そこに答えはないし これからも出ないとおもいます。どんなに心を砕いてもおいつけないかなしみがある。
それでも 知ってしまった者の責任として
こういう現実がある、
こういう心情を知った、
そして自分になにができる、
それは かなしみからもよろこびからも目をそらさず 向き合うことでした。いま過ぎていったいま を つかまえるには 写真を撮るしかなかった。
変わったもの 変わらないもの 変えてゆかなければならないもの。
この7年でみてきたもの きいてきたもの 東北のひとたちの生の声。もう7年。まだ 7年。 これから、ここから。
この7年間を 決してわすれないために
そしてまだ終わっていないことを 写真と言葉で 届けます。
石井麻木写真展【3.11からの手紙/音の声】公式サイトより。
今まで様々な地域で開催されており、総来場者数は63000人を超えたそうです。
石井麻木さんとは
写真家。 写真は写心。一瞬を永遠にする。毎年個展をひらくほか詩と写真での連載・CDジャケットや本の表紙・映画のスチール写真・ミュージシャンのライブ写真やアーティスト写真など。無断転載転用等お控えください。写真展【3.11からの手紙/音の声】@311karanotegami 連絡先 info@ishiimaki.com
Twitterの自己紹介から引用させていただきましたが、片平里菜さんやthe HIATUS,BRAHMAN
様々なアーティストとも交流が深く、今回の写真展でも多くのミュージシャンの写真が掲載されていました。
また、ほぼ、毎月の11日(月命日)には東北へ飛んで様々な活動をされているそうです。
こちらの写真集の印税は全額被災地(被災地という言い方も石井さんは好きではないとおっしゃっていましたが)に寄付をされているそうです。
むっくんの感想
前置きが長くなりましたが、改めてむっくんの感想を書かせていただきます。
神戸で開催されたこのことにとても意味があると感じています。
・・・というのもアラサー世代以上の方にとっては鮮明に記憶に残っているであろう、阪神・淡路大震災の被災地での開催でした。
そして、今回は2階で石井麻木さんの写真展、3階で阪神・淡路大震災ならびに、防災グッズの紹介などがありました。
29歳のむっくんよりも歳下の友人と写真展へ行ったのですが、阪神・淡路大震災の様子には目を背けてしまう人たちも少なからずいましたね・・・。
とはいえ、阪神・淡路大震災の当時5歳のむっくんはおぼろげながら当時の記憶は残っております。
大阪市内に住んでいたのですが、その時の震度は4。我が家は本棚が倒れた以外は大きな被害がありませんでしたが西側の空(神戸方面)が赤黒かったのを鮮明に覚えています。
一方の2階の石井麻木さんのブースでは震災から7年以上経って復興しつつある元気な東北の姿もたくさんありましたが、未だに石井さんが写真と共に描かれている文字の中ではたくさん考えさせられることもありました。
もちろん、東北だけではなく、西日本豪雨や熊本地震の地域にも入られていてその特集もありました。
本人のコンセプトとして、いわゆる「被災地」とミュージシャンの写真を半々にしたいという想いがあったのか、復興に携わったり、歌で励ましたりしているアーティストの写真もたくさんありました。
この写真展は、ほとんど無料で開催しているそうなので、開催する度に赤字になってしまうという話も聞きました。
次回開催は今の所未定ですし、もし、趣旨にご賛同くださる方がいらっしゃったら、下記に引用させていただきます通り、石井麻木写真展【3.11からの手紙/音の声】をお読みいただいて支援のご協力をよろしくお願い致します。
DONATION
【3.11からの手紙 / 音の声】では、写真家石井麻木の“東北や震災のことで1円も受け取りたくない”という想いから、
可能な限り写真展への入場は無料としてきました。無料で行うということは、写真展開催費用(会場費、設営費、発送費、パネル作成費、維持費、諸経費等)のすべてを石井麻木個人が負担することで成り立ってきたことです。
しかし、近年会場数が増え規模が大きくなるにつれ、個人で対応しうる限界を超えてしまっていることも事実です。
それでも、“続けることは大変なことだけど、いちばん大事なこと”という本人の想いと、今後も可能な限り入場無料で続けたいという強い想い、そして当写真展の開催を待ち望んでいる方が各地にいらっしゃることを思えば、新しい写真展開催のカタチを考えなければと思います。
つきましては、誠に恐縮ではございますが、企業様・個人様からの活動支援金をお願いさせていただきたく、
今後もこの活動に対してご賛同いただける方は是非とも寄付のご協力をお願いできますと幸いです。STAFF一同
一口 5,000円下記口座にお振込ください。
ご協力頂いた企業様・個人様のお名前を当ウェブサイトに掲載させて頂きますので、ご希望される方は下記フォームにご記入の上、送信ください。
ゆうちょ銀行<銀行からのお振り込み>
【店名】四〇八
【店番】408
【預金種目】普通預金
【口座番号】8117457
【受取人名義】サンテンイチイチカラノテガミジッコウイインカイ<郵便局からのお振り込み>
【記号】14040
【番号】81174571
【受取人名義】サンテンイチイチカラノテガミジッコウイインカイ
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。
※協賛金は原則としてお返しできません。
からご支援していただくことも可能です。
ただ、支援の方法は様々あると思いますし、駆け出しブロガーの僕はその中でブログやSNSで彼女の取り組みを拡散するということを選びました。
1人でも多くの人に阪神・淡路大震災や3.11(東日本大震災)をはじめとした天災の恐怖を忘れずに次の天災への備えを万全にしたいですね。
おわりに
今回は率直に申し上げてベストアルバムをリリースして間もない片平里菜さんのミニライブをメインに楽しもうと思っていたのですが、なんとミニライブの整理番号がまさかの117。そう、阪神・淡路大震災の日付と同じで、衝撃を受けました。
そしてミニライブ前のトークセッションでは、阪神・淡路大震災の復興フェス(カミングコーベ:通称カミコベ)を主催されている松原裕さん(彼がステージ4の癌と闘いながら震災復興に力を入れている想い、尊敬します)と様々な支援活動に取り組まれているはっちゃんさん、そして石井麻木さんのトークショーも開催されましたが、抱腹絶倒でありつつも様々なことを考えさせられる時間でした。
次回開催の地域ならびに日程は未定ですが、またどこかで開催されることを願っています。
最後に復興を応援する為に石井麻木さんの写真集のリンクを貼って筆を置きたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。むっくん@mukkun_lifeでした。