どーも、むっくん(@mukkun_life)です。
はじめに
皆さん、青春小説と聞いてどんなイメージをお持ちですか??3つ思い受かべてみてください。
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多くの方は
この3点セットを思い浮かべたのではないですか??
あとは、幼馴染とか部活などですかね??
多くの青春小説ではこの恋愛x学校生活x病気を思い浮かべたと思います。
(という前提で話を進めさせていただきます。笑)もし他に思い浮かんだ方はこっそりむっくんのツイッターアカウントまでリプライお待ちしてます(笑)
今日はそんな王道の青春小説でありながら今までに読んだことのないタイプの小説を紹介します。
むっくんもおそらく数百冊の小説を読んでいますが、こんなタイプの青春小説は読んだことがありませんでした。
その本はこちらっ!友井羊著『映画化決定』という作品です。
ひとこと感想
高校生を主人公にした王道の青春小説かと思いきや・・・?
この作品こそ映画化してほしい!
あとで書くように部活の知識が身につくような青春小説はありますが、この話はそれに加えて何かが違います。
評価
内容紹介・あらすじ
あまり上手に紹介する自信がないのでAmazonから引用しますね。
内容紹介
「映画化決定ね!」
高二男子ナオトは、過去に描いたマンガ『春に君を想う』のネームを、
映研で監督を務めるハルに見られてしまう。学生向けの賞を受賞している天才女子からのオファーに乗り切れないナオト、
しかしみずから映画制作にかかわるうちに、
なぜ過去に書いたこの作品が人の胸を打つのか、徐々に気付き始める。果たして表現に大事なのは才能か、それとも理論か?
真正面から向かい合い、ぶつかり合うふたり。
一方、ハルは重い病をひた隠しにしているようだが…。「スープ屋しずくの朝ごはん」シリーズが大ヒット中の著者による新境地、
切ない『映研』の青春を描く。引用元: Amazon内容紹介
なるべく早く自力であらすじをまとめられるようにしたいと心に誓いつつ・・・!
感想
映画部(本書の中では映画研究会)を題材にした小説というだけあって、映画製作に興味がある方はストーリーを追いながら映画製作についても学べるのも非常に興味深いです。
もちろん、映画製作に関する予備知識がなくてもストーリーを追うだけでもとても楽しめる1冊です。
また、重い病気を隠している映画監督のハルがとてもくせ者なんですよね。
時には鬼に、時には一途に、時にはペテン師に。彼女の技と技術に翻弄される人たちが多数。
こちらのハルの動きや心情の変化にも注目です。
また、ナオトとハルの2人を中心として動いていきますが、それ以外のサイドストーリーにも非常に考えさせられるところがあります。もし、自分がナオトの父親だったら・・・とか。
色々な人に感情移入しながら読める作品です。
単行本ですがとても読みやすくテンポが早いので本に慣れていない方にもオススメです。
むっくんの心に最も響いた一言
「人間や社会に関わると想定外のことが起こる。トラブル続きだったけど、そのおかげで新しく面白い展開が思いついたんだ」
引用元:映画化決定P91
なぜだか、ここをメモに残していました。
最近内にこもり気味だったのでもっと多くの人と交流して、いろんな場所に足を踏み入れて想定外の面白いことをどんどんと起こしていきたいです。
おわりに
最後までお読みくださりありがとうございます。
是非とも映画化してほしい、斬新な青春小説『映画化決定』は大きなスクリーンで!
じゃなかった。
ぜひともお手にとってみてください!
本当に映画館で実写版を観たいと久しぶりに感じた青春小説でした。
たくさんある青春小説に飽きてしまった方にもオススメします!
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最後までお読みくださりありがとうございます。むっくん@mukkun_lifeでした。