どーも、むっくん(@mukkun_life)です。
はじめに
今回はTwitterでご縁をいただいて献本を紹介させていただきます。
その本とはこちらっ
友浦乙歌著雨の庭 (文芸社セレクション)という作品です。
ひとこと感想
設定とストーリーは面白いけど、細部で違和感があったのが残念ラストは自分自身の生き方も考えさせられる1冊
評価
☆☆☆
あらすじ・内容
普段はAmazonのあらすじを引用するのですが、今回はなんとあらすじが映像化されています!!
2021年8月1日発売
『雨の庭』
小説(友浦乙歌 文芸社)
漫画(柊とろ Amazon Kindle)
予約受付中https://t.co/hekPDFtxaR\ここは本当に天国ですね/
Amazou通販は全品無料!
「でも、なんで無料なの?」と思った方、最後まで読むと全ての謎が解けます!特設サイトhttps://t.co/aE5NEl1CaI
PV↓ pic.twitter.com/l5EdiPRetF— 友浦乙歌『雨の庭』8/1発売&コミカライズ (@tomourya) July 20, 2021
「アマゾウ」という通販サービスを通して何でも無料で手に入る楽園のような世界。仕事も学校も試験もない。人々は毎日、時間もお金も心配せず楽しく過ごしている。「でも、なんで無料なの」??ふと疑問を感じた律歌と北寺は、好奇心に任せてこの場所のすべてを探索することに――。触れてはいけない領域に辿り着いた時、次第に明らかになっていく、ミステリックSF冒険ファンタジー。
引用元: Amazon内容紹介
・・・となっていたのですが、出版から約二十日経った8/20に著者のツイートで更新されていたので、そちらも合わせて併記します。
触れてはいけない領域に辿り着いた時、
(旧)
次第に明らかになっていく、ミステリックSF冒険ファンタジー。(新)
次第に明らかになっていく謎。そしてディストピアの中の人間ドラマ。読む人によって全く異なる感情を抱き、そして読む度に感じ方が変わる。あなたは何を思う?— 友浦乙歌『雨の庭』8/1発売&コミカライズ (@tomourya) August 20, 2021
感想・書評
むっくんはよく、木を見て森を見ず状態になってしまうので、本が好き様で先に書いた書評ではめっちゃ細かい指摘もありますが、こちらでは大きな枠組みで書きたいと思っています。
アマゾウ、アマト運輸・・・どこかで聞いたことあるような、ないような名前の会社が出てきますが、この物語の舞台は欲しいと思ったものは何でも手に入る世界なんですよね。
ところが、その楽園から飛び出したいと思った主人公の律歌と北寺は街を探検しているとこの世界の秘密を偶然見つけてしまいます。
この2人のいる楽園は働いたり、勉強をしたりしなくても何でも手に入る世界。平和に暮らすことももちろんできます。
ところが、この世界の秘密を見つけた、主人公の律歌はこの楽園から抜け出す決意を固めます。
それはなぜなのか・・・は是非とも本書で答えを探してみませんか??
自分が主人公ならこの楽園でそのまま生きるのか、元の世界で生きるのか、とても悩むと思います。
物語を楽しみながら、自分自身の生き方を考えるきっかけになる1冊になりました。
あと、ネタバレギリギリの話ですが、プログラミングやプログラマーに興味があるけど何も知らないという方はなんとなくストーリーを楽しみながらプログラミングの世界の入り口を知ることができます。
おわりに
今回は、献本という形でご縁があって拝読する機会がありましたが、普段あまり自分で読む機会がない本を読むことができてとても嬉しかったです。
また、
私、小説って苦手なの
っていうあなたにはなんと、漫画でも読むことができます。
漫画版はまだ読めていないのですが、日を改めて少しずつ読みたいなとも感じています。
今後の友浦先生の活躍を願いつつ、(密かに続編にも期待しつつ)今日は筆を置きたいと思います。
あなたはなんでも手に入る楽園で生きたいですか?それとも、様々な冒険ができる世の中で生きたいですか??
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最後までお読みくださりありがとうございます。むっくん@mukkun_lifeでした。