どーも、むっくん@mukkun_life)です。


※本記事は旧ブログからの移籍記事です。
さて、今日はこんな本を読んでいました。

辻堂 ゆめ著『僕と彼女の左手』という本
あらすじを公式サイトから引用するとこんな感じ


「明日から私の家庭教師をしてください」。
ある事情で医者の夢を断たれた僕は、ある日
左手でピアノを奏でる不思議な子・さやこと出会う。
天真爛漫な彼女にいつしか恋心を抱くようになった僕。
だが、同じ時間を過ごせば過ごすほど、
さやこの表情は暗くなっていく――
積み重なっていく小さな「謎」が解けたとき、
あなたはきっと、目の前に広がる未来を愛おしく思う。
繊細な心理描写&精密なミステリを融合した、辻堂ゆめの傑作!

同じ辻堂作品でも『いなくなった私へ』 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)はなぜか挫折してしまったのですが、こちらの『僕と彼女の左手』はスラスラと1時間30分ほどの時間で読み終えることができました。
文体も軽くて、主人公がピアノを弾くシーンが多いので特にクラシック音楽に造詣が深い方が読むとより一層共感できるのではないでしょうか。(もちろん門外漢の僕が読んでも楽しめましたが)
そう言えば最近は音楽を題材にした小説が多いですね。蜜蜂と遠雷など
ただ、良く言えば恋愛小説とミステリーのハーモニーだけど、悪く言えば恋愛もミステリーも中途半端な気もしています。それは読み手次第といったところかな。伏線は比較的回収しやすいし、殺人事件は発生しないので大学生を主人公とした青春小説と捉えるのがいいかもしれませんね。
今度は以前に挫折した『いなくなった私へ』 にチャレンジしたくなりました。
最後に『僕と彼女の左手』中央公論新社特設サイト
のリンクを貼って筆を置きたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます♪
ではではむっくんでした^^